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2021年03月16

「キャッツクロー抽出物による新型コロナウイルス(COVID-19)に対する抗ウイルス効果」について海外論文が発表されました。

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※本情報は事業者様に向けた発信内容です。

新型コロナウイルスに感染させた培養細胞を用いたin vitro試験においてキャッツクロー抽出物が新型コロナウイルスに対して抗ウイルス効果を有していることが発表されました。
 
<論文概要>
新型コロナウイルスを感染させた培養細胞を用いて、細胞変性(CPE)とプラーク法で評価したところ、キャッツクロー含水アルコール抽出物添加48時間後のプラーク法では25.0μg/mLで92.7%の感染抑制を示し(p<0.0001)、EC50=6.6µg/mL、選択指数(SI)は4.1であった。また細胞変性(CPE)については、25μg/mLで98.6%(p=0.02)、12.5μg/mLで92.7%(p=0.03)減少させ、TCID50(50%培養細胞感染価)法による算出では、EC50=2.57μg/mL、選択指数(SI)は10.54であった。過去に報告された論文によると、選択指数は低選択性(SI≧2.0および>5)および高選択性(≧10)に分類された。
これらの結果から、キャッツクローは新型コロナウイルスに対して抗ウイルス効果を有していることが示された。キャッツクローは新型コロナウイルスへの有用な植物であると考えられるが、COVID-19感染患者への実際の効果については、動物モデルや臨床試験を継続して検証する必要がある。

※ 上記は該当文献を弊社が独自に翻訳したものです。文献内容には一切の責任を負いかねますのであらかじめご了承ください。
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●出典元:
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC7929665/
PMID:33680061

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